2022年06月07日 09:59

FFRIセキュリティは、「FFRIセキュリティ マネージド・サービス」の提供を6月6日より開始した。
不安定な世界情勢を背景に世界中でサイバー攻撃が増加している中、国内でもサイバー攻撃のリスクが高まっている。近年では、サイバー攻撃者は、セキュリティの固い大規模企業へ直接攻撃をしかけるのではなく、その子会社や取引先企業など、サプライチェーン上で比較的セキュリティが緩い部分を狙って攻撃を仕掛け、そこを侵入の足がかりするようになった。しかし、侵入経路とされる企業の多くは中小規模企業であり、セキュリティ担当者やシステム担当者がいない場合も多いため、製品の適切な運用や、インシデント発生時の迅速な対応ができないといった課題を抱えている。
このような環境の中、同社は「FFRIセキュリティ マネージド・サービス」の提供を開始。同サービスにはFFRI yaraiのライセンスが附帯しており、チューニングなどの運用支援を行うほか、FFRI yaraiのアラート情報を顧客に代わりセキュリティのエキスパートが監視し、インシデント発生時の端末隔離のほか、感染状況調査・分析などの初動調査を提供する。これにより、専門人材がおらず、セキュリティ製品の運用やインシデント発生時の対応に不安を抱える顧客の課題を解決。更に、月次レポートによる導入効果の可視化など、適切な製品の運用とセキュリティ体制構築が可能となるようサポートする。
提供開始日は6月6日。