2022年05月31日 09:01

京都リサーチパーク(KRP)は京都の5つの大学・機関と連携し、アカデミアと産業界をつなげる新たな場の提供にチャレンジする、「ふれデミックカフェ」を開催している。
「ふれデミックカフェ@KRP(ふれデミックカフェ)」はサイエンスカフェ形式の観客参加型のイベント。連携する京都の5つの大学・機関(京大オリジナル、京都精華大学、京都府立大学、同志社大学、立命館大学)が推薦する、若手研究者による最先端の研究シーズ発表機会となっている。
参加者との自由なディスカッションを促すため、カフェのような小規模会場で開催。楽しく語らいながら新しい知識や技術を取り入れ、イノベーションを加速させるきっかけとなる場を目指している。出会ったことがない次世代の研究シーズに出会える機会として、2020年8月の初開催以来、食料・農林水産、環境、バイオ、健康・医療、マテリアル、AI・IoT等、様々な業界・属性の人から申込みがあり、参加者人数は、のべ1005人に達している。
今年度初となる開催は、5月25日に実施した、「ふれデミックカフェ@KRP with立命館大学Vol.19」。光斎翔貴准教授(立命館グローバル・イノベーション研究機構)が登壇し、「彼方を立てれば此方が立たず:地球温暖化対策と資源問題」をテーマに地球温暖化対策を推進する一方で起こる、人間の経済活動に必須である資源やエネルギー自体の確保や価格の問題について議論が行われた。
本年も毎月2~3回の定期開催を予定している。参加費は無料。