2022年05月30日 09:03
Plus Wは、パキスタン国立科学技術大学内に、「日パ人材交流センター」を5月23日にオープンした。
去る3月に、パキスタンで優秀なIT人材を多く輩出する国立科学技術大学（NUST）とMOAを締結し、今後、高度IT人材を日本企業へ紹介することで、日本のエンジニア不足解消への貢献を目指す同社が、その第一歩として、NUSTキャンパス内に「日パ人材交流センター」を開所した。学内にあるナショナルサイエンステクノロジーパークの一角にセンターを構え、今後は在籍中の学生を対象に様々な活動を行っていきたいと考えている。
開所式はパキスタンと日本をオンラインで繋ぎ、両国大使館大使をはじめ、多くの来賓も出席する中で執り行った。エンジニア不足が顕著な日本では、その解決策の一つとして、IT先進国であるパキスタン人材の活用は各方面から期待されている。「日パ人材交流センター」では、在籍中の学生に向けてワークショップ、キャリア支援、各種イベントの企画運営の機会を提供していく。
ワークショップのテーマは4つに分かれており、テーマごとに全10回の授業を提供。AI・データサイエンス・IoTを中心とした高度技術分野に関する内容はもちろん、学生に対し日本のビジネスの現状や商慣習なども共有しながら、日本の魅力を伝えることで、日本に興味を持つ学生を増やすことに努める。
