2022年05月27日 13:01

スズキモダンと山本木工所では、「造形美だけでなく機能美をも追求した、とっておきのキャンプギアをつくる。」をブランドコンセプトに「山本木工的野営具」を立ち上げた。その第一弾として、数々の「木」の弱点を克服した木製食器「ひのきのうつわ」を開発。応援購入サービス「Makuake」にて先行販売を開始し、現在総額114万8510円(目標金額達成率114%)を達成。Makuake公開中のプロジェクト終了まで残り10日を切った。

木の器は、カビる・変色する・匂いが移る・メンテナンスが大変・かさばるなどの理由で、キャンプ・アウトドアにおいては不人気。一方で木製食器には、「上質感」「風合い」「木の香り」「優しい口当たり」といった、他の材質には代えがたい利点がたくさんある。そこで、こうした弱点をすべて克服することができれば、そこには利点しか残らない優れた商品が誕生するのではないか。そんな想いから、「木」の弱点と立ち向かう挑戦がスタートした。

まず材質的な弱点に対しては、「液体ガラス」と呼ばれる特殊な塗料を使用。「かさばる」「重い」という、木食器ならではの形状的な弱点には、金属食器のようなスタッキング性能を実現することが課題と考えた。何度も試作をかさね、耐久テストを繰り返し、なんとか納得できる薄さにたどり着き、軽量化にも成功。

さらに、今人気のキャンプギア「メスティン」に目をつけ、キャンパーの多くが持っているギアにピッタリ収まって収納できることを目指した。プロジェクトページの詳細はこちら