2022年05月26日 12:51

スリーシェイクは、手軽に社内でセキュリティ診断を実施できる自動脆弱性診断ツール「Securify(セキュリファイ)」のUIをリニューアルするとともに、新たに「ドメイン所有確認」機能を追加した。
「Securify」は、診断対象を登録するとクラウド上で脆弱性診断を実施、診断結果一覧と改善方法を分かりやすく提示するサービス。開発エンジニアが開発、リリーススピードを落とさず、手軽に社内でセキュリティ診断を実施できるツールとして開発した。
すでに世界ではセキュリティ対策は企業の社会的責務となっており、未来のリスクを低減させるために必要であるものの、「納期に間に合わない」「開発費用を抑えたい」などのビジネス上の都合から優先度を下げられている実情がある。それに付随して、開発現場では実装が優先され、脆弱性は見つけても負担が増えるだけ、評価されないなどの理由から、セキュリティ対策の重要性を理解しているにも関わらずセキュリティが後回しにされている場面も見受けられる。そこで今回、ゲーム以外の活動にゲームの仕組みを利用する「ゲーミフィケーション」の概念を取り入れ、脆弱性をなくすことを楽しんでもらうことで、セキュリティレベルが高いシステム開発の促進に繋げられるのではないかとの思いでUIリニューアルに至った。また、他者が所有するドメインに対して無断で診断することを防ぐ目的で、診断対象ドメインについてユーザ様自身がドメインを所有していることを確認するための機能「ドメイン所有確認」機能を追加した。