ハイフライヤーズが1月17日より開始した「荷物のいらない保育園」は、5月23日より穂高・ポニークリーニングと協働で、園児が使用する洋服も持ち込み不要として毎日クリーニングを実施するサービスの提供を開始、完全に手ぶらで通うことができる保育園が誕生する。

保育園に通うには、毎日たくさんの荷物を持っていく必要があった。毎日使用するオムツ、お尻拭き、食事用エプロン、手や口を拭くタオル、歯ブラシ。それに加えて、毎週末には昼寝用の布団を持ち帰り家庭で洗濯・天日干しをしてまた週明けに持っていく必要があり、仕事と育児を両立する保護者にとってかなり大きな負担となっていた。そこでハイフライヤーズが運営する認可保育園キートスチャイルドケア・キートスベビーケアでは、保育園で使用する荷物を全て園が用意する「荷物のいらない保育園」をスタート。利用する保護者からは大きな反響を受けており、利用者323名からのアンケート結果では95％もの人が「子どもと向き合う時間が増えた」と実感している。

同保育園では布団やオムツ、歯ブラシ、食事用エプロンなどを無償で提供しているが、洋服のみ家庭から持参のままとなっており「最後の壁」となっていた。しかし今回、ポニークリーニングによる洋服提供と毎日のクリーニングを実施するサービスを提供開始する運びとなった。今後の課題としては、衛生的な管理を徹底しつつよりエコロジーで地球に優しい素材等を使用し、持続可能な保育サービスとして展開していくことを検討している。

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