2022年05月25日 09:35

良品計画は、予測ができない災害に対して「いつ起こっても大丈夫」といえるように日常から備えを行うことが大切と考え、遊びながら楽しく防災を学ぶイベント「いつものもしもCARAVAN」を全国に拡大。今後も開催場所を増やしながら日ごろから災害に備える重要性を伝えていく。

良品計画は、2011年から使い慣れた日用品などで日ごろから災害に備える啓発活動「いつものもしも」を実施している。災害時に役立つレトルト食品などの買い置きを古いものから消費しながら備蓄するローリングストックを「紙芝居」で紹介することや木の活用方法について学ぶ「丸太切り」。怪我人を運ぶ方法を学ぶ「毛布を使った担架タイムトライアル」など子供から大人まで楽しく防災を学べるプログラムや、避難時を想定したダンボールベッドで宿泊体験などを実施し、急な災害に地域の人々が本当に必要なものを知るきっかけをつくるとともに、備える重要性を伝える活動を行っている。

地域の人も、企業も、行政も、垣根なくつながることで地域全体の防災力が向上することを目指し、2020年には新潟県上越市、5月に東京都豊島区で「地域とつながる・楽しく学べる」をコンセプトに、子供から大人まで楽しく防災を学ぶことができるイベント「いつものもしもCARAVAN」を開催した。

これから展開する開催地域では今まで実施したイベントから得た知見をふまえ、地域に合った防災備品や知識を地域の人々に楽しく学んでもらえるプログラムを提供する予定だ。

いつものもしも特集サイト