2022年05月24日 15:49

ドリームエリアは、学校と保護者間の連絡をデジタル化する連絡網サービス「マチコミ」において、5月24日に新機能「バス位置情報」システムの提供を開始する。

「マチコミ」は、プリントの配布や電話連絡など、従来のアナログな方法による連絡の不便さを解消するためにスタートしたメール連絡網サービス。予算確保が難しい教育施設やPCが苦手な先生でも簡単に無料で連絡網を構築できることが特徴だ。

警察庁のまとめによると、過去5年間(2016年~2020年)での登下校中の事故で死亡したり重傷をおった児童(小学生)の数は908人にのぼり、公立小学校でのスクールバス導入の必要性が議論されている。また、児童の体調不良等によるスクールバス未乗車の連絡業務は教育現場の負担になっている。こうした背景から、ITの力で登下校中の子ども達の安全の確保すると共に、教育現場や保護者の負担を軽減できるようにと考え、マチコミの新機能として「バス位置情報」システムを追加することになった。

スクールバスの導入・運用は現場の先生の負担増も予想されるが、同サービスでは教育現場の負担にならなように「3分で運用開始」を目標に開発を行った。バスの位置情報を保護者がリアルタイムに把握できることで、学校や園側の管理負担を軽減できると考えている。また、保護者の人々もバスの運行状況に合わせてゆとりを持って送迎ができるようになる。

提供価格は、初期費用1万780円円/台(7月末まで無料キャンペーン実施)、月額費用1078円/台~(すべて税込、価格はマチコミ有料プラン契約中の施設向け特別価格)。

マチコミ公式HP