2022年05月24日 12:55

雪国まいたけは、かねてより開発を行っていた「白まいたけ新菌」の開発・量産化に成功し、本年8月より現行商品からの完全切替を行い、「新・白まいたけ」として出荷開始する事を決定した。

これまでも同社は、国内で唯一白まいたけ(商品名「雅」、現行菌)の大規模大量生産を行ってきたが、白まいたけは見た目も大変美しい一方、デリケートな性質のため栽培が難しく、安定生産にはまだまだ多くの高いハードルが存在していた。この白まいたけを、更に美味しく、安定して届けることができるように、同社では雪国まいたけ極の発売直後から菌株の育成を開始し、約6年の開発期間を経て、今までに無い高品質で安定生産できる新菌の開発に成功した。

「白まいたけ新菌」開発のベースとなった雪国まいたけ極は、同社が20年かけて開発した同社初のオリジナルまいたけ菌で、2015年8月の発売以来、好評となっている同社の主力商品だ。白まいたけ新菌は、雪国まいたけ極の持つ栄養分はもちろん、食感や味を継承した同社オリジナルの今までに無い品種となる。この新菌を用いた「新・白まいたけ」への切り替えにより、今期において、前年以上の増産を見込んでいる。同社では、今後より多くの「新・白まいたけ」を生産・流通し、すまし汁やホワイトソース系の料理など、まいたけの食文化に、更に拡がりを持たせる事ができると期待している。

自社ホームページにおいて、8月に「新・白まいたけ」専用ページの開設を予定。

雪国まいたけ