2022年05月23日 15:00

シーエムシー・リサーチは、ライブ配信セミナー「培養肉の製造技術と食のイノベーション課題」を、6月10日に開催する。

先端技術情報や市場情報を提供している同社では、各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っている。今回のセミナーは、講師に古澤和也さん(福井工業大学環境情報学部教授)、西出香さん(TNO Healthy Living部門代表)を迎え、培養肉の作り方に関わる基本的な技術情報を伝える。培養肉を作るために、何が必要なのか、どうやって作るのか、そしてできるものは食肉にどこまで近づけることができるのかなどについて説明する。日本国内の培養肉製造技術は、食肉の組織形態を再現することで食感や味を再現しようとする方法が中心となっており、このような取り組みについても最近の技術開発の状況と併せて伝える。

同セミナーで得られる知識は、「細胞農業の現状と今後の課題、培養肉の作り方、培養肉の粘弾性特性はどこまで実際の食肉に近づけることができるか?」、「2050年に向けて食品業界が持つべき課題意識と日本企業の国際競争力強化。オランダ内外で行われている食品業界の関心が高いイノベーション課題(概論)のコンソーシアムを事例紹介」、「新規食品素材開発、食生活を含む健康的なライフスタイルの提案、資源効率などSDGsに向けた取り組み」。

参加費は、4万4000円、同社メルマガ登録者3万9600円、アカデミック価格2万6400円(すべて税込)。開催日時は6月10日13時~16時30分。開催方法はビデオ会議ツール「Zoom」。

詳しくはこちら