2022年05月20日 15:40

クロスメディア・パブリッシングは、5月20日、書籍「言葉のアップデート術」を刊行する。

本書は社会の変化に伴って氾濫する言葉により、傷つき、誤解し、モヤッとするようなシーンを取り上げ、現代で伝わる言葉へとアップデートするための「24の言葉の型」としてまとめた本。誹謗中傷や新型コロナウイルス、国際的な分断が深まることで「言葉」が氾濫し、人々が傷つきやすい昨今では、「言葉えらび」がいっそう重要になっている。テクノロジーや社会、働き方、価値観の変化に合わせて、私たちが発する言葉をもっと注意深く扱い、現代に合わせてアップデートすべきではないか。そんな考えに基づき、SNSでの話題づくりを得意とするインターネット時代のコピーライター小竹海広さんによる、言葉で傷つけない、誤解させない、モヤッとさせないための思考法を本書を通して考えている。

本書では現代にフィットする言葉の思考法を、「型」として例えば以下のように定義している。「デカい主語から、小さな主語へ」は、「みんな」「〇〇世代」のようなデカい主語ではなく、主語の範囲を小さく具体的(私など)にして、反感を買いにくい言葉にすること。「ヒトの話から、コトの話へ」は、ある状態を「ちょっと変わっているヒト」として見るのではなく、「環境的・社会的な変化というコト」として見ること。「あたらしい時代の言葉にアップデート」するための言いかえ方や思考法を、24の型でまとめている。

定価は1738円(税込)。発売日は5月20日。

刊行記念イベントについて