2022年05月20日 09:38

東京コピーライターズクラブは、六本木の書店「文喫」にて、1962年から60年分の広告、キャッチフレーズ、コピーを味わう展覧会「ことバー」をオープン。好評につき、6月5日まで会期を延長して開催中だ。

広告の周辺で書かれ、世に出ていったことばたち。60年ほど前のヴィンテージものから、最新ヌーボーまで集まっている。「ことバー」では、1963年の初刊から約60冊におよぶ広告収録本「コピー年鑑」を一堂に展示。実際に手に取ってじっくり読んでもらえる貴重な体験を提供するほか、店内はアートディレクター浜辺明弘さんの手によって、様々なコピーに酔える素敵なBAR空間を演出する。

また、各界著名人やコピーライターたちが拾い集めた「2021年の言葉たち」も同時に展示中だ。こちらは2020~2021年の自分に刺さったことばを、広告コピー以外から集めて紹介したもの。ことば採集を依頼したのは、作家や学者、編集者、芸人やオリンピアン、宇宙飛行士の人などなど。もちろんコピーライターも参加した。

さらに会期中には、広告界の第一線で活躍している福部明浩さん、高崎卓馬さん、東畑幸多さん、尾上永晃さんが、それぞれ今一番会いたい人である深井龍之介さん、中島岳志さん、東畑開人さん、内田也哉子さんを迎えて語り合うトークライブも開催する。

トークライブは、事前予約制。会場は文喫六本木。参加費はオンライン参加が1100円、会場参加が2200円(飲物&入場料込)。※いずれも1か月アーカイブ視聴付き。「ことバー」は6月5日まで。