2022年05月18日 09:42

クックパッドは、全国の保育施設を対象に食育計画の立案と実施を支援する「クックパッドの食育サポート for 保育施設」の提供を開始した。
近年、偏った栄養摂取、朝食欠乏などの食生活の乱れや、肥満・痩身傾向といった子どもの健康にまつわる問題が深刻化している。多くの保育施設で食育計画の立案と実施が進められているが、一方で、職員や先生に食育の専門知識がなくて具体的な立案が難しい、保育やさまざまな業務と並行して食育計画を考える時間が十分に取れないなど、食育計画の立案と実施が負担になっている施設もある。
「クックパッドの食育サポート for 保育施設」は、クックパッドが作成した年間の食育計画と、実施マニュアル、教材、おやつをセットにし、読み聞かせから簡単な調理実習までを可能にした食育実習プログラム。「おりょうりえほん」の食育絵本を毎月のテーマに沿って選定する。2019年のサービス開始以降、2~6歳の子どものいる家庭に支持され、3月時点で累計3万4000冊以上を発行している食育絵本を教材に採用することで、子どもたちの食に対する興味を引き出す。また、良質なもの作りをしている食関連メーカーを支援する「クックパッドアライアンス」の支援先企業の食品を提供。安全な食品を選定することで、すべての子どもたちに同じ教材で食育を行える。
同施策の導入第一号は、神奈川県川崎市にて7カ所の保育園を運営するあいみーキッズ。5月12日に、「あいみー保育園 南加瀬園」にて食育実習のデモイベントを実施した。