2022年05月12日 12:18

テックシンカーは、5月12日、「家計炭素簿_α版」をリリースした。

2015年のパリ協定採択以降、「2050年の温室効果ガス実質ゼロ」を目標に、各国は各々削減目標を表明している。日本も2050年カーボンニュートラルに向けて、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言し、2030年の温室効果ガス排出量を2013年度に対して、46%削減する目標を表明した。温室効果ガスは地球温暖化や気候変動に直結する要因であり、日本の温室効果ガスの約6割が日常生活や経済活動での消費活動において発生していると言われている。人々が日々の営みを続ける限り、地球温暖化は避けられない現実だ。私たちひとりひとりが、他人事ではなく自らの問題として認識することが重要となる。そのため、温室効果ガスの排出削減を目的としたアクションが求められている。まずは日々の暮らしでどれくらいのCO2を排出しているのか把握することが必要だ。

「家計炭素簿_α版」はアプリのように予めダウンロードせずに、インターネット(ブラウザ)より無料で利用することができる。8つの品目(飲食費、光熱・水道費、保険・医療費、交通費、日用品・被服&履物、アルコール・たばこ、通信費、娯楽費)に月々の生活費を入力することで、月間の支出額とCO2排出量、年間の支出額とCO2排出量を可視化できる。私たちの生活を見直すことで生活費の削減にも繋がるので、ユーザーにとってもメリットがある。

家計炭素簿_α版