2022年05月10日 19:44

エニキャリが運営母体の配達員の未来を創るプロジェクト「デリバリーCITY」は、YUM JAM(ヤムジャム)と協業し、フードデリバリー配達員が休憩時間に客として気軽に飲食店を利用することができる配達員応援サービス「YUM JAM pass(ヤムジャムパス)」の提供を5月10日より開始した。

「デリバリーCITY」会員アプリを加盟店で提示することで割引などの歓迎・優遇を受けられる配達員向けのサービス。配達の合間に「客としてバッグを持って飲食店に入りづらい」といった配達員の気兼ねを解消し、店にとっては閑散時間帯の売上拡大につながる双方Win-Winのサービスとなることを目指す。

フードデリバリーなどの配達員は「大きなバッグがお店に迷惑がられそう」「飲食代など出費がかさむ」といった理由から、客として店に入ることや利用することに抵抗があるという配達員が多く、休憩場所に困るという実状がある。一方で配達員の休憩は、配達依頼が減少する14時~17時で、店のアイドルタイム(閑散時間帯)であることから、配達員の来店を歓迎するという店が実は多くある。そこで、店側の「配達員歓迎」の意を見える化し、さらに割引など特典を受けられるように本サービスの開始に至った。

YUM JAM passの加盟店は、「筋肉食堂六本木店、銀座コリドー店、渋谷MIYASHITA PARK店、渋谷店」、「ぬちぐすい(東京・台東区)」など計15店舗。5月10日より提供開始。