2022年05月10日 15:12

セグウェイジャパンは、公道走行可能な保安器具を備えたシェアリング事業用電動キックスクーター「Max Plus 公道仕様版」の販売を開始する。
Segway-Ninebotグループでは電動キックスクーターのリーディングカンパニーとして、全世界で累計1000万台の電動キックスクーターを販売してきた。Max Plusは、シェアリング専用モデルとして高い耐久性と日々の現場オペレーターの作業を減らす工夫がされたモデル。IoTを備え、インターネット環境に接続された機材として「キックスクーターによる自由な移動の実現」、所有せずに安価に簡単な課金決済システムでレンタル利用できる「利便性」、動態管理やジオフェンスや利用者情報の取得による違法行為抑止といった「公共性」を付加したサービスを、機材のハードウェアの導入だけでなくソフトウェアも一緒に利用可能となっていることが特徴だ。
「Max Plus 公道仕様版」は、Max Plusをベースに時速20km未満の原動機付自電車として取り扱い可能な保安器具を備え、シェアリング事業用の機材として日本で独自に開発した。また、現在行われている電動キックスクーターの公道実証実験を実施することを内容とする産業競争力強化法に基づく新事業活動で求められる基準に準拠したモデルとなっている。これまで私有地内に限られていた使用用途を広げ、観光業、大学や企業のキャンパスにおける移動ツールとして販売活動を行い、少ない台数からでもすぐに事業を開始できるプラットフォームを提供できるようになる。
価格は要問い合わせ。