2022年05月09日 12:11

さくらコミュニティサービスが提供するAIケアプラン・介護記録ソフト「CareViewer」は、他社のIoT機器(ウェラブル端末等のハードウェア)及び、他社の介護系ソフトウェアとのデータ連携を実現するためのAPI開発及び実装を完了した。
「CareViewer」は介護記録をデジタル化し、介護現場の生産性向上を推進する介護記録ソフト。従来は手書きで行われていた介護記録は記入や参照に多くの時間が費やされ、現場では職員の大きな負担となっていた。「CareViewer」の導入により、介護記録をスマホやタブレット、PCでスキマ時間に入力することができ、また、記録をデータで保管できることにより記録を探す手間の大幅な削減が可能になる。
今回のAPI実装によって「CareViewer」に対してデータの読み書きが可能となり、IoT機器、特にウェアラブルデバイスとの高い親和性が実現した。近年、数多くリリースされている介護系の業務効率化ソフトウェアだが、他社製品との連携を前提としていないケースが多く、データを入力する際は業務効率化ソフトウェアと他社製品のそれぞれに入力する必要があり、二度手間になるとの声が多くの介護現場から寄せられていた。そのような実情を受け開発された「CareViewer」のAPIだが、本実装により様々なIoT機器やソフトウェアとの連携が実現したことで、これまで、介護現場職員の大きな負担であった介護記録作業及びそれらに付随する事務的作業のゼロ化に向けた取組みの加速に成功した。