2022年05月02日 09:05

ORADAは、4月29日、日本文化に特化したNFTマーケットプレイス「ORADA」β版のグローバルサービスを開始した。

「ORADA」は、価値のある文化がデジタルの世界で発展するための流通・評価のインフラとなるNFTマーケットプレイス。日本固有の文化・芸術・工芸品などの価値を正しく評価し、文化を生み出すこと/表現することを生業とする人々に、正当な対価が支払われる世の中をつくるために活動。作家一人一人と向き合いながら、特別な作家ページをオーダーメードで構築している。NFT作品の購入だけではなく、その作品の価値を裏付ける作家情報や技法などを閲覧することが可能。会員登録することなくNFT作品や作家の情報を取得できるので、気軽に日本文化の奥深さや楽しさを感じることが可能だ。購入者(保有者)のみ閲覧・ダウンロードすることができる画像や動画データを提供することで、例えばNFT作品の裏側や側面、作家のサインや写真、デジタルアートにまつわる関連書類などを楽しむことができる。

β版サービス開始時点で、書道・工芸・龍体文字・浮世絵などに携わる4名の作家による作品が出品・販売される。今後は落語家・講談師の作品の出品も予定されているほか、近日中に正式版の提供も予定している。今後、同社では「ORADA」の機能拡充を進めており、「現物作品の販売機能」や「ステーブルコイン(JPYX)での決済機能」のほか、「購入したNFT作品の高品質印刷・配送サービス」など、提携先企業などと連携した取組みを検討している。

ORADA公式サイト