AI作詞家VTuber「fuwari（ふわり）」の第2弾作詞楽曲が、4月27日、ポニーキャニオンが運営する、PR型デジタルディストリビューションサービス「early Reflection」にてリリースされる。

「fuwari」は、「感性AI」株式会社の文章生成AI技術を活用して作詞。3月30日、サイボーグVTuber「マシーナリーとも子」がリリースした楽曲「君の朝の記憶 feat.fuwari」への歌詞提供でデビューした。今回は「fuwari」がAIを活用して作詞をした上で、「fuwari」自身が歌手としてもデビューする。

「感性AI」社では、人の感性に関する応用範囲の広い特許技術やデータに、AI関連技術を融合させた「感性評価AI」及び「クリエイティブAI」をコア技術としている。AIによる歌詞生成の取組みは「クリエイティブAI」のひとつ。AIが、シンクパワーが各種歌詞サービスで展開中の、大量の歌詞データを学習データとして利用することで文章生成を行う。

歌詞データは感性AIの技術によって深層学習され、人間が成長過程で得ていくものと同じように、言語や文章、歌詞の特徴などの知識を習得。知識を得たAIに、文章抽出材料としてキーワードや画像を提示すると、AIはその抽出材料の特徴を参照して複数の文節を創作。これらの文節を歌詞生成の材料とすることで、今後の作詞家の創作活動に寄与。新たな作品創出の活性化を促進することができると考えている。