2022年04月27日 12:25

日本花火推進協力会は、5月8日、花火を通じて平和を願うプロジェクト「Fireworks for Peace」に参加し、日本で実施する。
欧州で第二次世界大戦終結の日とされている5月8日、花火を通じて平和を願うプロジェクト「Fireworks for Peace」が世界中の花火師が主体となって開催される。花火の原料は戦争に使われる「火薬」。日本人はその火薬を江戸時代より「花火」に昇華させ、400年以上にわたり美しさへの追求を重ねてきた。平和の空で美しく打ち揚がるはずの花火の原料「火薬」が、現在軍事的に使用され人々を悲しみに陥れている。ドイツの花火師から始まった平和のシンボルとして花火を打ち揚げる同プロジェクトは、世界各地へと派生し、現在13カ国の花火関係者が参加を表明、世界の花火コミュニティのグローバルアクションとなって動き出している。国境を越えて花火師が一体となる取り組みは、史上初めてとなる。
日本花火推進協力会は、日本での「Fireworks for Peace」を実施。同会は日本の花火師24社で構成されており、同プロジェクトには全会員が賛同の意思を示した。同会のアクションとして、全国花火競技会が開かれる花火の聖地、秋田県大曲にて会員各社から提供される花火玉を平和への祈りを込めて、一発ずつ打ち揚げていく。打ち揚げの模様は、同会YouTubeにて事後アップする。
開催日は5月8日19時半ごろ(小雨決行・荒天の場合延期開催)。場所は秋田県大曲。