2022年04月26日 15:44

東武鉄道では、2023年に導入する特急スペーシアの新型車両について、 このたびインテリア及びシートバリエーションを決定、情報を公開した。新型車両のシートバリエーションは、プライベートジェットをイメージしてデザインした「コックピットスイート」や、カフェカウンター併設の「コックピットラウンジ」など、全6種類。その中から、それぞれの旅行スタイルに合わせて選ぶことができる。

最上級の「コックピットスイート」は車両先頭部に配置。前方及び側面の窓からの展望を広く見渡しながら、「走るスイートルーム」さながらにゆとりある贅沢な空間を提供する。また、カフェカウンターがある「コックピットラウンジ」は、日光金谷ホテルや日光の大使館別荘がモチーフ。気品高く落ち着きのある空間の中、ご当地自慢のカフェメニューを楽しめる。車内に居ながら五感で日光を感じることで、旅への期待感や余韻を醸成する。

本新型車両は、特急スペーシアが築いてきた伝統やブランド・イメージを維持・継承しながら、より上質なフラッグシップ特急として、日光・鬼怒川エリアの観光需要喚起を図る。また「Connect & Updatable ~その人、その時と、つながり続けるスペーシア~」とのコンセプトのもと、それぞれの「自分だけの最適な日光・鬼怒川エリア」へとつなげ、幾度も同エリアを訪れたくなる特急を目指す。