2022年04月26日 13:00

ビズ・リファインは、フルリモート案件に特化したシステム開発企業のマッチングプラットフォーム「ふるリモ エンジニア」を4月26日にリリースした。
自治体や企業でのDXの推進により、エンジニアの不足がより深刻化している。エンジニアの人材不足の課題によって、発注企業側の案件の遅延や失注、首都圏以外の受注企業にとっても多重下請け構造とフリーエンジニアへの流出により、エンジニアの獲得はより困難になり、あらゆる弊害を引き起こす可能性がある。福岡県でシステム開発会社を営むビズ・リファインは、昨今の業界の様子を内側から見てきた。そこで今回、フルリモートの案件に特化したシステム開発企業のマッチングプラットフォーム「ふるリモエンジニア」を企画開発し、全国のエンジニアが協力して応える環境を構築することにした。
「ふるリモエンジニア」は、全国どこからでもエンジニアが開発に参加できるよう、フルリモートの案件のみを登録。これにより、優秀な人材の地方定着につながる。エンジニア不足に悩む企業が業務を発注し、受注した開発企業がフルリモートで取り組む仕組みで、慢性的に起こっている都市部でのエンジニア不足の解消と、地方の人材活用による着実な開発が可能になる。また、マッチングプラットフォーム上で発注企業と受注企業が直接つながることにより、多重下請け構造が解消される。同じ案件でも地域によって価格差が発生することを防ぐことが可能だ。
「ふるリモ エンジニア」では、4月26日より、人材不足に悩む開発企業と、案件の受注を目指す開発企業の募集を同時に開始した。