2022年04月25日 15:01

神戸マッチは、東洋工業とのコラボレーションで生まれた着火剤、「MATCH DAMA(マッチ玉)」を4月25日に発売した。
老舗マッチメーカーの神戸マッチは、長年培ってきた技術と新しい感性でチャレンジを続けている。今回、同じ志をもつ老舗キャンドルメーカー・東洋工業と新しい価値の創造を目指して「マッチ玉」を共同開発した。「マッチ玉」は、廃棄するマッチの軸木を使用した環境に優しい着火剤。マッチとキャンドルを通じ、長年「火」と向き合ってきた老舗メーカー2社の技術を集結、「着火しやすく、火が安定、燃焼時間が長い」着火剤の開発に成功。本来ならば捨てられてしまうマッチ工場から出る軸木に、同じく廃材となる竹のおが粉を混ぜ、そこにキャンドルで使用するパラフィンワックスを含侵せることで、火付け時から安定した燃焼と燃焼時間を得られる着火剤が出来上がった。
「マッチ玉」は、着火剤の重要ポイントである「火の燃え移りやすさ」「燃焼時間」「火力の強さ」を満たした商品だ。着火のしやすさを追求した構造で、マッチ1本で着火することも可能な簡易さを実現。たいまつの原理を応用した半球状の形状(意匠特許出願中)にすることで、アルコールなどを使用し一般的に大きく火が上がりやすいと言われているジェルタイプ着火剤に相当する火の大きさを出すことに成功した。また、固形タイプの着火剤の平均燃焼時間は10分程度のものが多い中、マッチ玉は約15~18分と長い燃焼時間も特長だ。
価格は「内容量8個」1540円(税込)。発売日は4月25日。