2022年04月25日 09:52

JR東日本は、駅・まち・社会との間に、ちょっと寄り道して一息つける「かかわりしろ」を生み出し、生活のなかで緑や駅、まちへの愛着を深めるきっかけをつくる「Slow Platform渋谷駅0番線」プロジェクトを開始する。

JR東日本では、山手線を起点にまちの個性を引き出し、まちや人が有機的につながる心豊かな都市生活空間「東京感動線」を創り上げていく取組みを推進。駅で、食や農、緑に触れるきっかけづくり、考える機会の提供、地域とのつながりの創出等を目的とした「駅からFARMing」を実施している。「Slow Platform渋谷駅0番線」プロジェクトは、博報堂の展開する、東京・渋谷エリアを対象とした市民共創まちづくりサービス「shibuya good pass」と共同で展開する。

第一弾として、渋谷駅3・4番線から新南改札へつながる通路において、モス(苔)をホーム跡地上で栽培する「モスプラットフォーム」を展開。毎日通過するホーム上で苔の生長する様子を楽しめる。育った苔を使用したワークショップ等も今後検討していく。また、「スローキャンバス」では、ホーム上のフェンスなどを利用して、植物アートを描く。ホーム上で植物の彩りを感じる、いつもとは違う駅空間を体感できる。今後、参加型のお絵かきワークショップ等も検討していく。

場所は、渋谷駅3・4番線から新南改札へつながる通路。期間は4月23日~2024年3月(予定)。

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