2022年04月22日 12:14

クリーマと東北芸術工科大学は、「ものづくりによる地方創生」を目指し、4月21日に包括連携協定を締結した。

日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営するクリーマは、これまでも京都府や熊本県をはじめとする全国各地の自治体とともに、地域産品・伝統的工芸品の新たなファン獲得や販路構築を始めとするDX支援、地域の逸品や地域課題を題材としたPR支援など、クリーマのプラットフォームならびに知見を活用した実践的な手法を通して、ものづくりによる地方創生に取り組んできた。2023年4月、東北芸術工科大学に「工芸デザイン学科」が新設されるにあたり、地域の工芸・素材のリブランディングから、商品開発・販路構築まで一気通貫した、より実践的な産学連携ができないかと声がけがあり、連携協定の締結に至った。

今回の連携により、東北芸術工科大学が積み重ねてきた地域産品の商品開発・リブランディングの経験と、クリーマのプラットフォームならびに知見を活かした実践的な販路構築やコンサルティング等によるマーケティング支援が融合することで、商品開発・改良からテストマーケティング・その後の販売までを一気通貫で行うことが可能となる。また、「Creema」のプラットフォーム基盤や自治体との連携ノウハウを活かし、地域ビジネスの開発・研究等、幅広い分野で連携することで、山形県をはじめとした東北地域の産品振興に繋げるとともに、将来的には日本各地の地域産品・工芸品の魅力を次世代に受け継ぐことを目指していく。

クリーマ / 東北芸術工科大学