2022年04月21日 19:39

イグアスは、国内滞在のウクライナ避難民をサポートする日本人支援者の言語支援を行うため、アルファー・コミュニケーションズによるAI音声認識サービス「こえカラモジ」を無償で提供する。

本サービスは、PC・スマートデバイスから日本語(その他18カ国語に対応)で入力されたマイク音声、または音声ファイルをリアルタイムに書き起こし、瞬時に翻訳・テキスト化する音声認識サービス。今回イグアスは、ウクライナからの避難民と日本の支援者をITの力でサポートしたいという思いから、従来の「こえカラモジ」にウクライナ語翻訳機能を追加。様々な場面で手軽に利用できるよう、無償提供を決定した。

「こえカラモジ」の活用で、自身の考えや伝えたい内容をスマートフォンなどに日本語で話しかければ相手への伝達が可能になるため、互いの意思疎通を深めることに役立つ。また本システムならではの活用例として、避難民が日本で就労する際、翻訳が困難な業界特有の用語を事前にAIへ学習させることで、将来的に正しい翻訳が可能に。互いに誤解なく仕事に従事することができる。

イグアスは今後、AI技術特有の学習能力を活かして、ウクライナ語の翻訳精度を向上。ウクライナからの避難民と、サポートする日本人支援者双方の「生活の支え」となるシステムを目指し、サービス向上に努めていく。