2022年04月21日 16:02

協同乳業は、JA全農とともに、酪農と牛乳乳製品の魅力を発信する「酪農の輪 プロジェクト」に取り組んでいる。その一環として、こども食堂支援センター「むすびえ」と連携。生産者と子ども食堂をリアルタイムで繋ぐ「牛乳大好き!子ども食堂が行く『オンライン牧場体験』」を、3月26日に開催した。

子ども食堂と生産者が交流し、酪農の現場をより身近に感じてもらうことで、国産の牛乳・乳製品への理解を深めて欲しい。それとともに愛着を感じてもらい、食に対する価値観を拡げてもらいたいという願いのもと、「オンライン牧場体験」の実施にいたった。

本企画はむすびえを通じて参加募集を行い、応募のあった全国12カ所(約400名)の子ども食堂を対象に開催。参加者には、事前に牛の餌や牛ふん堆肥を送付し、牧場の匂いも再現。「山岸牧場(北海道JA士幌管内)」の山岸利明さんと娘の北出愛さんが出演し、搾乳や給餌、糞尿処理について、送付した同じ教材を使いながら解説した。

子どもたちからは、「牛さんたちが牧場にいる使命は」「オスの牛さんはどこにいってしまうのか」など次々に質問が挙がり、酪農を通じて命の大切さや、牛乳・乳製品への愛着を深めた。これからも協同乳業は、JA全農とともに、牛乳の消費拡大と生産基盤の安定に資することを目指し、消費者・流通と酪農家との相互理解の促進や、牛乳乳製品の魅力を発信していく。