2022年04月21日 12:53

一般社団法人戦災復興支援センター(WDRAC)は、4月21日、ホームページ公開および寄付の受付を開始する。
3月25日に設立されたWDRACは「支援する人たちを支援する」をテーマに掲げ活動する400人の市民コミュニティ。戦災現地で支援活動を行っている人たちを日本国内から資金援助という形で支援する。4月21日にホームページ公開および寄付の受付を開始。現在の支援対象者は6名だ。WDRACは日々支援対象者と対話を重ね現地の情報をタイムリーに受信しながら支援を行っている。支援対象者から届く情報やメディアをSNS等を通じて対外的に発信し、寄付が被災者にどのように貢献しているのか実体と実感を持てるような活動を目指す。今後は支援対象者についても増やしていく予定だ。
WDRACのサイトの寄付ページからクレジットカード等で寄付ができる。寄付の約7%を運営費とし、それ以外は全て支援対象者のもとに届けられる。寄付は1回限定と、サブスクリプションがある。金額もそれぞれ4、5種類から選択が可能。また、0円寄付としてお金ではなく行動で支援する方法について掲載している。なお、WDRACは現地のニーズに見合った臨機応変な支援を重視し、物資の提供ではなく支援者の活動資金援助に注力する。
WDRACの代表理事・長尾彰さんは、組織開発ファシリテーターとして事業開発やサービス開発、社内外との横断プロジェクトを通じた組織づくりに取り組んでいる。ナガオ考務店代表取締役、プロジェクト結コンソーシアム理事長、茂来学園大日向小学校の理事を兼任。