2022年04月21日 12:50

HTB北海道テレビは、2023年に開局55周年(周年期間2023年1月~)を迎える。周年を機に特別企画として、シリーズ累計25万部(文庫・コミックスの紙・電子含む)・札幌が舞台の人気グルメ小説「弁当屋さんのおもてなし」の実写化に挑む。

「弁当屋さんのおもてなし」はシリーズ第9巻まで発行されており、新刊となる第10巻が4月21日に発行されるのに合わせ、今回のリリースとなった。HTBの連続ドラマ制作は、2019年3月放送の日本民間放送連盟賞テレビ部門グランプリを受賞した、開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」以来。

「弁当屋さんのおもてなし」の舞台は、札幌・豊水すすきの駅近くの路地裏にひっそりと佇む弁当屋「くま弁」。恋人に二股をかけられ、傷心のまま東京から北海道札幌市へ転勤してきたOLの千春が、内なる願いを叶える「魔法のお弁当」の作り手・ユウと出会い、ユウの作るお弁当で凍った心も体も解けていくところから始まる。いろいろな想いや問題を抱えた客たち、そして「くま弁」を取り巻く個性豊かな人々が、食べることを通して癒されていくハートウォーミングストーリー。

物語を彩るのは、北海道ならではの食材や食文化の数々。故郷を想うきっかけをくれる作品として、北海道のテレビ局だからこそ描ける、HTBだからこそ作れるドラマを目指す。キャストなどは随時発表。放送日は2023年3月放送(予定)。