2022年04月20日 19:41

ナビタイムジャパンは、4月20日より、自転車プローブデータを用いた新たな走行状況分析システム「自転車プロファイラー」の提供を開始する。「自転車プロファイラー」では、「自転車NAVITIME」において、同意を得たユーザーの自転車プローブデータを取得。そのデータをもとに、全国の道路を対象とし、自転車の通行台数や速度、経路分析を集計・可視化することが可能。

同社では、2017年10月から、「カーナビタイム」等のカーナビアプリから取得した自動車プローブデータを活用した道路交通分析システム「道路プロファイラー」を提供。これまでも交通安全対策や渋滞緩和に取り組まれる自治体や事業者に対して、交通ビッグデータを活用した交通の最適化を支援してきた。

この度は、「道路プロファイラー」同等の機能を搭載する自転車に特化したシステムを提供する。自動車に加え、自転車においても、道路開通や工事規制前後での交通状況の分析、自転車ユーザーに利用されやすいエリア・道路の把握が可能に。安全で快適な自転車走行環境の整備や、サイクルツーリズム、自転車サービス(シェアリング等)の推進、また自転車に関連するマーケティングなどに活用できる。

まずは過去の自転車走行状況の可視化を目的に、自転車通行台数、速度、走行経路の3つの分析機能を実装。今後はより便利に利用できるよう機能拡充を行い、更なるサービスの向上に努めていく。