2022年04月20日 09:57

栃木県とワタミは、4月19日、「地域見守り事業に関する協定」を締結し、栃木県庁にて締結式を行った。

栃木県は、社会的援護を必要とする全ての県民を地域全体で見守るネットワークを構築し、県民の孤立死を防止することにより、誰もが地域社会の一員として安心して暮らせる地域づくりを推進するため、2012年9月から栃木県孤立死防止見守り事業(とちまる見守りネット)に取り組んでいる。栃木県内には、現在6営業所(見守り協定は6市町と締結済み)で、毎日約3000食のお弁当・お惣菜を届けている。また、自社工場「ワタミ手づくり厨房」宇都宮センターでは、毎日約3万3000食のお弁当・お惣菜の製造を担っている。ワタミは全国各地の自治体と連携を深めることで、SDGs17の目標のうち「11.住み続けられるまちづくりを」に取り組んでいく。

ワタミが運営する「ワタミの宅食」は、業務委託先(まごころスタッフ)の宅配、集金を中心とした、日常業務において、県民等に関するプライバシーに配慮しながら、高齢者の見守り活動を行い、業務を通じて把握した状況等から、住民の異変を察知した場合に、所管の市町村窓口への通報等を行う。なお、住民の異変に対して緊急に対処する必要があると認められる場合は、直ちに警察署等にその状況を通報するよう努める。「ワタミの宅食」は地域在住の人々やその家族が安心して暮らせるよう、栃木県と連携して見守り活動を推進していく。

ワタミ