2022年04月20日 09:57

学研教育みらいは、幼稚園教諭、保育士等、幼児教育に関わる人向け書籍「できるが増えるモンテッソーリ教育の秘密」を4月19日に発行した。
グーグル(セルゲイ・ブリンとラリー・ペイジ)の創造性や将棋の藤井聡太5冠の集中力など、著名人を成功に導いた力は、モンテッソーリ教育にその起源があるものといわれている。モンテッソーリ教育では、何を学ぶのかは、子どもが自分で決める。大人が「これをしなさい」と強制することはない。自分が選んだ活動に集中し、どんどん力をつけていく。なぜそんなことが可能なのか、本書はモンテッソーリ教育の基本的な考え方を解説する。
モンテッソーリ教育では、大人が強制して何かをさせることはない。でも、ほったらかしにしているわけではない。子どもがより良く学ぶために、重要な役割が大人にはある。大人は何をするのか、そのときに重要なことは何なのか、明らかにする。また、モンテッソーリ教育の考え方は理解できても、実際に子どもが学んで行く中で、「こんな時どうしたらいいの?」という場面がたくさん出てくる。そうした場面の具体例として9個の事例を取り上げ、子どもの様子をどう捉え、大人はどうふるまえばいいのか、解説している。巻頭にカラーページを設け、子どもたちの学ぶ様子をカラー写真でも紹介。巻末にはモンテッソーリ教育に対するQ&A集を掲載。人々の疑問に答える。
価格は1980円(税込)。発売日は4月19日予定。