2022年04月12日 09:40

アルファサードは、日本で初の「機械学習によるやさしい日本語言い換え」サービスの「伝えるウェブ」において、ウェブサイトの非同期通信対応と、やさしい日本語言い換え後の画面での音声読み上げに対応したバージョン2をリリース。また、東京都足立区にこの非同期読み込み対応版を提供開始した。

日本で初の「機械学習によるやさしい日本語言い換え」サービスの「伝えるウェブ」はウェブページ一式を自動でやさしい日本語化するほか、「やさしい日本語エディタ」を利用することで、印刷物や掲示物のやさしい日本語化を強力に支援する。

近年、ウェブサイトの構築手法として非同期通信(Ajax)を用いるケースが増えている。今回のバージョン2については、伝えるウェブAPIをページ内のJavaScriptによって利用することで、これまでは言い換えが出来なかった非同期通信を用いているウェブページにおいても、伝えるウェブによるやさしい日本語化を実現した。

これまでも、言い換え前の画面において読み上げ設定画面からやさしい日本語の音声読み上げは利用可能だった。バージョン2では、やさしい日本語言い換え後の画面においても読み上げボタンを表示し利用できるようにした(画面に表示されている言い換え後の文章と、読み上げている文章には多少の相違がある)。

この非同期読み込み対応版を、東京都足立区の災害ポータルサイトに提供開始した。108言語の多言語翻訳にプラスしてやさしい日本語への言い換えが可能で、より多くの人が情報を取得することができる。