2022年04月11日 09:26

MAIAとSAPジャパンは、育児や介護をはじめとした様々な事情により就労に課題を抱えている全国の女性を対象に、今後さらなる需要が見込まれているSAP女子(人材)として育成・就労支援する事業において、第2期生の募集を開始した。

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立された。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援すること。SAP女子(人材)とは、人材確保が急務とされているSAP製品の導入プロジェクトに携わるITエンジニアやSE、コンサルタントなど。

本事業は、働き方に課題を抱えている全国の女性を対象とした育成と、一般就労だけではなく中間就労を含む柔軟な就労支援を行うプロジェクト。対象の女性をSAP女子(人材)として育成することで高付加価値をつけて、能力発揮の場を創出し、社会における女性の活躍推進を目指す。

これにより、育児や介護等の状況により就労希望時間の異なる女性に対し、副業・兼業、フリーランス、契約社員、起業など様々な雇用形態とSAPプロジェクト案件を紹介し、「女性が今、望みたい働き方」の実現を支援する。

第1期は、2021年9月から11月の間、全国で56人に育成・就労支援を行い、うち38名がSAPの認定試験に合格しテレワーク可能な企業プロジェクトへの就労を開始している。第2期は、4月7日~5月7日まで募集し、SAP女子(人材)として3カ月の育成期間を終えた後、就労を目指す。