2022年04月08日 09:01

台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは、過去1年間にリリースされた台湾の商業アニメーション9作品を紹介する「タイワニーズ・アニメーション ~最新台湾アニメ展示会~」を、4月21日より東京虎ノ門の台湾文化センターにて開催する。
台湾のアニメーション産業は、1970年代にアメリカや日本からの委託業務を数多く受けながら、1980年代に入ると台湾独自の商業用アニメーションが制作された。1990年代後半には、台湾でもアニメーションの高等教育が本格化し、専門の学科も設立、多くの優秀な人材が輩出された。そして2000年代以降、台湾の商業アニメーターたちは、それぞれの個性を発揮し、多彩で豊かなビジュアルスタイルが誕生し、現在の台湾アニメの特徴を形作っている。
同展は、過去1年間にリリースされた台湾の優れたアニメーション映画やテレビシリーズを主軸として選び、日本アニメーションの文法と北米アニメーションの表現力を融合させた台湾商業アニメーションの独自性を紹介するとともに、台湾と日本のアニメーション産業の交流を促進し、長期的な協力関係の基礎を築くことを目的としている。
期間は4月21日~6月30日。開館時間は10時~17時(土日祝日閉館)。場所は、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階)。