2022年04月07日 12:39

4月7日、「サライ」5月号が発売される。大特集は「利休のこころを暮らしに活かす」。茶道を大成させた千利休。利休の形式にとらわれない独自の価値観や数々の趣向は、多様に変化する現代を自分らしく心豊かに生きる学びに満ちている。
第1部「利休のもてなしの極意」では、茶会に招かれた客が綴った「茶会記」を読み解き、茶碗や懐石、茶室や掛軸のありようから利休のもてなしの極意に触れる。第2部「利休ゆかりの地を訪ねる」では、戦国の世に影響を与えた利休の精神と生涯に思いを馳せる。京都の寺社や「黄金の茶室」の復元模型が展示される大阪城天守閣から利休の思想を追求した後継者、織田有楽斎の犬山の茶室までを紹介。茶会における利休のもてなしの極意や、ゆかりの地を通し、現代まで受け継がれる利休の精神を改めて学び直す。
また特別付録は、サライ・オリジナル「土偶クリアホルダー」。今から約1万6500年前に始まり、1万年以上続いた縄文時代。多種多様で個性的な土偶が日本各地で作られた。その中から、国宝に指定されている全5種と、数ある重要文化財から5種を選りぬいてデザイン。
仕切りを2枚備えた3ポケットのクリアホルダーで、裏面には、表面に配した10種の土偶の背面が不規則に散りばめられている。上のポケットに白地の書類などを入れると背景の赤色が消え、いっそう土偶が浮かび上がる。特別価格1060円(税込)。