2022年04月05日 16:15

イカロス出版より、4月4日、おぐし篤・イラスト、かみゆ歴史編集部 編「ざんねんなお城図鑑」が発売された。本書では、観光名所として親しまれている日本各地の名城のちょっと「ざんねん」なヒミツを、お城ファンも納得のポイントを押さえた楽しいイラストとともに紹介する。
日本全国に3~4万、研究者によっては5万とも8万ともいわれる日本の城。戦国時代の戦いを通じ、江戸時代の泰平の世が到来しても、より強く、美しく進化していった。しかしそれだけ数あれば、「どうしてこうなった!?」という「ざんねん」な姿や結果に至ってしまった城も少なくない。
本書はそんな「ざんねんなお城」をピックアップ。お城愛にあふれたイラストとツッコミの数々で、これまで知らなかった城の魅力を再発見。大人も子どもも楽しめる、今までにない見方でお城の魅力を発見できる。解説を担当するのは、各社の歴史本でさまざまな視点から歴史の楽しさを紹介している、かみゆ歴史編集部。名城といわれているあの城が、裏を返すと実は…といった意外な真実も。
第一章から第三章まではそれぞれのお城を中心に、第四章は有名な武将とその居城との関係をピックアップ。各章の最後には実際にお城に行く際の注意点をまとめている。ちょっと難しいお城の用語は巻末の「お城用語集」をチェック。本書を読めば、誰でもお城にちょっと詳しくなれる1冊。定価1650円(税込)。詳しくはこちら。