2022年04月01日 16:20

SUZU GROUPは、6月、新潟県長岡市にグループ初となる宿泊施設「HAKKO HOUSE」(はっこうはうす)をオープンする。HAKKO HOUSEは、地域の魅力を知り尽くすシェフがプロデュースする、雪国の食文化「発酵」をテーマにした、食を体験できる施設。
SUZU GROUPが大切にしてきた伝統野菜や郷土料理。その全ては、その地で暮らしてきた先人の知恵や工夫から生まれている。その中の一つ「発酵」は、今や世界的にも注目され、その価値が再認識されつつある。地元の人にとっては身近すぎて気付きにくい食文化そのものの価値を感じてほしい。県外の人には、美味しさだけでなく、土地のストーリーや文化そのものに触れて欲しい。このプロジェクトは、そんな想いから動き始めた。
HAKKO HOUSEは、広々としたキッチンスペースがメインの、一棟貸しで利用できる施設。新潟の魅力を体感してもらうために、「食」をキーワードにした様々なアプローチでゲストを迎える。ゲスト自身が調理を行うことができるのはもちろん、地元のお母さんやプロのシェフを招いての食事、農家を訪ねるツアーなども開催予定。
宿泊以外にもスタジオとして使うこともできるので、料理教室から企業の新商品発表会まで、新潟の食産業を盛り上げる場所としても。具体的なプラン設定については構想を練っている最中ではあるが、同社ではその可能性は無限大として、「2030年に新潟を世界屈指の美食都市へ」という目標を掲げ、活動を続ける。