2022年04月01日 15:51

セント レジス ホテル 大阪では、3月より、レセプションエリアにて、デビット・スタンリー・ヒューエット氏の「武士道シリーズ」の作品を常設展示中。和の精神を感じるヒューエット氏の作品が、ホテルの空間とアートコンセプトと交わり、新たな世界観を生み出している。

同ホテルの館内には、安土桃山文化の美学や精神を、現代のアーティストたちが絢爛豪華に開花させた絵画の数々が飾られている。今回、12F のレセプションエリアの一部に、デビット・スタンリー・ヒューエット氏の「武士道シリーズ」の作品を展示。ヒューエット氏の代表作である「武士道シリーズ」は、日本の武士道や侍に代表されるような静謐さを携えるとともに、精神的な力強さを感じさせる作品。

絵に使われている金、真紅や青色は、日本の神社を訪れた際に目を奪われる色使いを連想させ、作品は大胆であると同時に心を穏やかにする。金沢産の純金箔を使い、一枚一枚手作業で貼り付けるという、精巧で時間のかかる技で作り上げられたこの作品の特徴は、遠くからキャンバスに絵の具を叩きつけて描いた、⼑のような力強い弧。この動作は、武⼠道精神に則って武⼠が務めを全うするために、自身が体現するすべてを捧げる瞬間を表しており、武⼠の本分を示すもの。

日本の伝統芸術と現代アートを見事に調和・融合させたシリーズの作品の数々は国内外で高い評価を得ている。展示作品は購入することも可能。詳しくはこちら