2022年04月01日 09:41

東急リゾーツ&ステイは、全国で運営する79施設(宿泊施設53施設・レストラン26施設)で観光庁の認定制度「心のバリアフリー」を取得した。
心のバリアフリー認定制度は、2020年6月、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の一部改正が行われたことにより観光庁で、観光施設における「心のバリアフリー」を量・質ともに向上させていくことを目指し創設された認定制度。バリアフリー対応やその情報発信を積極的に行う姿勢のある観光施設を対象とした制度で認定マークが付与され運営面でのバリアフリー対応が認定される。具体的には、施設のバリアフリー性能を補完するための措置を3つ以上行ない、安全かつ快適に利用できるような工夫を行なっていること。バリアフリーに関する資格を有している従業員を雇用。バリアフリー情報を積極的に発信していることなどが要件となる。
同社では、顧客に安心・安全・快適を提供するという運営方針に沿って、2006年より従業員へ、日本ケアフィット共育機構が認定する「サービス介助士」の資格取得を推進してきた。一昨年、観光庁より「観光施設における心のバリアフリー認定制度」が創設されたことを受け、同社で継続して取り組んできた活動をより一層加速させ、顧客へのサービス拡充を目指すため、資格の認定を目指すことになった。具体的には、筆談ボードを用いたコンシェルジュ対応や、パブリックスペースで困っている顧客に、車椅子のアシストなどを積極的に行っていく。