2022年04月01日 09:19

グラフィック社は、書籍「立体の模様を作る彫刻切り絵陰影の美しさと錯覚のおもしろさ」を、4月に発売する。

図案の異なる紙を何枚も重ねることで彫刻のような一枚のデザインが完成する新しい切り絵。重ねることで生まれる立体感や陰影の美しさ、線の交差や重なりによる目の錯覚までも楽しめる。飾りやすいように、正方形と長方形と栞タイプのサイズを揃えて掲載。プレゼントにもぴったりなひと味違う美しさのある切り絵本となる。きりりと美しくて、角度によって影の落ち方や表情が変わるので何度でも見たくなる。全21作品の型紙に加え、1作品の切ってそのまま使える厚紙の型紙付き。

使うものは紙とカッターだけ。シンプルな模様に沿って切り取った紙を重ねると、階段状の美しい奥行きが現れる。均等な段差になるように調整された図案の妙が魅力のひとつ。8cm×8cmの小ぶりな図案から掲載しているので、初めての人もとりかかりやすく、創作する楽しさに触れられる。

線と段、それぞれの図案を組み合わせることで表現が広がり、新しい見え方につながる。また、スワロフスキーなどのパーツをつけるとぐっと華やかになる。紙の色を変える楽しみも。作品は額に入れたり、箱を彩ったり。彫刻切り絵の飾り方と使える小物へ落とし込むアイデアを紹介する。

「立体の模様を作る彫刻切り絵陰影の美しさと錯覚のおもしろさ」は4月発売。定価1760円(10%税込)。