2022年03月23日 19:52

クックパッド、京浜急行電鉄、コンコルディア・フィナンシャルグループの子会社である横浜銀行は、生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を京急線駅構内、横浜銀行店舗内に設置。4月6日から商品受け取りサービスを開始する。

これは、みなとみらい地区に本社を置く3社が、三浦半島の地産品の販路拡大の支援に共同で取り組むもの。既に設置済の京急川崎駅に加えて、新たに「マートステーション」を設置する京急線の3駅(青物横丁駅、京急富岡駅、金沢文庫駅)、横浜銀行の4店舗(上大岡支店、弘明寺支店、磯子支店、たまプラーザ支店)の合計8カ所で、帰宅時や銀行立ち寄り時などに食材の受け取りが可能となる。

また、3社は共同で、三浦半島の生産者支援や販売サポートにも取り組むことで、「川上」(生産者開拓)から「川下」(販路拡大)まで、トータルで三浦半島や京急沿線の地産地消を進める。さらに、「クックパッドマート」アプリ内では「三浦半島地産品特集」を展開し、生産者やレシピ等の紹介を行うとともに、食材の定期便販売などについても検討する。

今後は、京急電鉄と横浜銀行がパートナーシップを締結し、取り組むエリアマネジメント活動と連携。観光型MaaS「三浦COCOON」との連携、地産品マルシェの開催、商品価値の磨き上げなどについても検討し、三浦半島の生産者・食品関連事業者の支援に取り組む。