2022年03月22日 15:42

行楽ジャパン」は、3月5日上海オフィスにて、第一回日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)認定酒匠「日本酒・焼酎初級認定コース」を開催した。

これまでの中国市場においての日本酒類講座は、レストランや酒販売業者の従業員を対象とすることが多かった。しかし「行楽」は一般消費者ファンの増加に注目し、率先して2Cの日本酒類教室を企画。このたびは、同社で運営する日本の美食美酒をテーマとしたコミュニティ「JG食酒研究社」の会員KOCから参加者を募った。

一般消費者に対し、日本産酒類の魅力をダイレクトに伝える意義もあり、既に中国で認知が広がっている日本酒のみならず、焼酎に関しても同時に学べるコースを設定。歴史文化、原料、製作工程、風味風格、飲み方などを勉強し、日本酒6種類(薫爽醇熟)、焼酎・泡盛6種類の試飲・鑑賞を行った。参加費は1日で2980元(日本円で約5万5000円)と決して安くはない金額ではあったが、募集開始1週間足らずで講座枠が埋まった。

参加者はほぼ20代、30代で、アンケートによると、外食にかける月平均は1.5万元~2万元(日本円で約28万円~38万円)。その内お酒に費やす月平均は、約5000元(日本円で約9万円)とのこと。参加者からは「日頃から良く日本酒を飲んでいるが、知識を持っていないのでもっと勉強したいと思っていた」「日本酒好きの友人を集めて月2~3回自宅でホームパーティーをしている。今回学んだことを活かして、友人にも教えてあげようと思う」などの感想が寄せられた。