2022年03月22日 09:00

角川文化振興財団は、朝日新聞社との共催で、「バチカンと日本 100年プロジェクト」のプログラムのひとつとして、ヴェールに包まれていたバチカンと日本の450年を紐解く、「公開シンポジウム長崎会場」を、4月10日、長崎県長崎市の長崎ブリックホールにて開催する。

バチカン図書館やバチカン文書館には、潜伏キリシタン時代の日本に関する報告史料や、20世紀前半のローマ教皇庁と日本政府の外交関係史料など、さまざまな史料が存在すると言われてきたが、多くは未解明のままだ。

元文化庁長官で多摩美術大学理事長の青柳正規さんを代表とする、総勢10名を超える研究チームには、バチカン・教皇庁文化評議会(Pontificium Consilium de Cultura)の後援のもと、これまで日本の研究者には許可されていなかった資料が特別に開示され、新たな発見に結実しはじめている。研究分野は多岐にわたり、日本には記録が残っていない、歴史的な資料の発見や、昭和天皇とバチカン政府との関係を示す文書の発掘など、大きな成果が期待できる。その研究成果を発表する場として、「公開シンポジウム長崎会場」にて開催する。

入場料は3000円(税込)。日時は4月10日10時~18時(終了予定)。会場は、長崎ブリックホール(長崎県長崎市茂里町2-38)。

申し込みはこちら(先着300名)