2022年03月15日 09:01

「小さな北欧美術館」が大阪・中之島図書館からスタートする。

小さな北欧美術館は、大きな美術館ではまだ紹介されていないが、優れた才能を持つユニークな北欧のデザイナーにフォーカスし、日本の北欧ファンに紹介していくことを目的としたプロジェクト。開催場所は日本各地小都市の公共施設やギャラリーなどで開催していく。会場では、デザイナーとのライブや親子で参加できるワークショップが開催される。また、展示品をバックに自由に写真が撮れ、撮影スポットも設置、SNSに連携した企画も楽しめる。企画展に併設されるミュージアムショップ「Söpö Museo(ソポ ムセオ)」では限定品や北欧のセレクトされた商品を展示販売する。

第1回企画展は、「アンネ・パソ展」~フィンランドの自然から生まれた幾何学美~。自然林の「木」から、素敵に加工された「木」のオブジェを生み出した、インダストリアルデザイナー「アンネ・パソ」。平面の板から組み上がった作品は、親しみ深く、身近に飾りたくなるものばかりだ。今回この春に発表となる新作の「ハリネズミ」に加えて、彼女が15年の間にデザインしてきた、小さな動物作品から、大きなクリスマスツリーまでを紹介する。

会場の中之島図書館は、120年の歴史ある日本の重要文化財で、光が差し込み窓からは大きな川が眺められる場所であり、自然の移ろいを感じながら展覧会を楽しめる。

アンネ・パソ展」は、3月24日~26日、10時~20時(最終日18時まで)、大阪府立中之島図書館2階特設会場にて開催。*初回記念展につき入場無料