2022年03月11日 20:02

小湊鐵道は、五井駅と養老渓谷駅間を運行する「房総里山トロッコ列車」の2022年の運行を、3月12日よりスタートする。

房総里山トロッコ列車は、千葉県市原市の五井駅~養老渓谷駅間を運行するトロッコ列車。その昔、小湊線で活躍したSLをモチーフにした機関車はクリーンディーゼルを搭載。トロッコ型の客車は天井をガラス張りにし、風をさえぎる窓は取り外すことで日本の原風景である里山の光と風を車内にいながら、感じることができる。沿線では、菜の花と桜が3月中旬から4月中旬に見頃を迎え、全国から鉄道ファンや写真愛好家が集まる名所となっている。

今年は新たな取り組みとして、「五井~養老渓谷間」を2往復にダイヤ改正。ダイヤを改正することで「日帰りに遊びに行く人」「宿をチェックイン、チェックアウトする人」など様々なニーズに対応。また養老渓谷への到着時間が早まった分、現地で長く滞在でき、ゆっくりと観光できる。

また、券売機での混雑回避、非接触型のチケット購入を目的に、モバイルチケットで「1日フリー乗車券」「上総鶴舞・高滝周遊乗車券」の販売を開始。これにより、チケットを購入するために券売機に並ぶ手間や時間にとらわれることなく、スマートフォン1つで小湊鐵道の路線を利用することができる。

その他、「チョイノリの推進」や「クラウドファン ディングサイト『 C-VALUE』と連携した特別企画『小湊鐵道沿線エリア特集』」なども実施。詳しくは房総里山トロッコ列車専用サイトへ。