2022年03月04日 15:11

品川区は3月4日、サンリオの人気キャラクター「シナモロール」を起用した手話普及動画「シナモン 友達になれたモン ~手話は言語 手話でつながる~」をYouTube上で公開した。

品川区では2021年7月15日、「品川区手話言語条例」を制定した。「品川区手話言語条例」の目的として、手話に対する理解の促進および普及のための基本理念を定め、区の責務ならびに区民および事業者の役割を明らかにすることにより、手話による意思疎通が図りやすい環境の整備を推進する。基本理念は、「手話に対する理解の促進および普及は、手話は言語であるとの認識の下に、一人一人尊重され、手話を必要とする者が安心して生活することができる地域社会を実現する目的で推進される」。

今回、手話が言語であるという認識のもと、手話に対する理解促進を図り、手話を必要とする人が安心して生活することができる地域社会の実現を目指すために、手話普及動画を公開した。今回の動画は若者・子育て世代向けに制作した、約5分の物語。区としては、この作品を通じて多くの人に手話に興味を持ってもらい、手話の理解につながることを期待している。あらすじは「ある日小学校に迷い込んだ、しながわ観光大使・シナモロールとお姉さん。そこには手話で会話をするお友達が。最初は上手くコミュニケーションが取れなかった2人だが、徐々に仲良くなり、手話に興味を持ち始める」。

5分動画はこちら / 30秒動画(ダイジェスト版)はこちら