2022年03月01日 12:59

誠文堂新光社は、3月15日、「デッドスペースDIY」を発売する。
人の暮らしは、人生のステージが変わるたびに変化する。昨今は在宅時間が長くなったことで、「このスペース、なんとなく使いづらい」ということに気づいた、という声もある。このような場面でおすすめしたいのが「自分で作ってしまおう」という作戦、つまりDIYという選択だ。現在のDIYブームは、インテリア演出のため、というより、不便を解決するためのライフハック的なものが盛り上がっている。
「デッドスペースDIY」という本はまさにそんな一冊。単純に無駄な空間ということではなく、「不便を感じたら、そこはデッドスペース」という考え方のもと、DIYによるスペースの有効活用を提案。ありがちな12の実例を元に、様々なアイデアが続々登場する。幅の狭い壁に足なしデスクを作りつけることから始まり、下駄箱下の空いているスペースにぴったりの収納ボックスを作る、ベランダ用テーブルを作る、玄関前に子どもの遊具をハンギングできるようにする、階段の踊り場に趣味兼書斎スペースをつくるなどなど、前半は初心者でも挑戦できるテクニックの組み合わせで、ガラッと不便を解決した実例が並ぶ。後半は、ちょっと上級編。ホーローやスチールパネルのような木工以外のテクニックを使ったり、部屋の壁に穴を開けてニッチを作ったり、押入れを改造して洋室にしたりと、さらに奥深いDIYの世界が広がっている。
定価は1870円(税込)。発売日は3月15日。