2022年02月25日 19:36

ユナイテッドスマイルズでは、新しい土作りの農法ブランドとして、微生物の活性によって土を発酵させる「八百結び農法(R)」(やおむすびのうほう)を企画開発。現在、実証実験を全国各地で推進している。このたび、秋葉乳業が運営する観光牧場「成田ゆめ牧場」と、「八百結びの堆肥(R)」の商品化、製造プラント化検証に向けたプロジェクトを推進することが決定した。
「八百結びの堆肥(R)」は、独自天然バイオスティミュラント「三方結水(R)(さんぽうけっすい)」により、家畜糞尿を発酵活性させた天然有機堆肥。新しい土作りに欠かせない指標のひとつに、土壌微生物の活性量を掲げている。現在プロトタイプの堆肥では1gあたり30億個を超える微生物が検出され、圃場の土壌微生物活性に大きく寄与する堆肥であることが確認された。
一方、「成田ゆめ牧場」は、約9万坪の敷地面積を持ち、自然や動物たちとふれあうことのできる観光牧場。2021年12月には最新鋭の畜産施設も導入。今回決定したプロジェクトでは、敷地内に「八百結びの堆肥(R)」を製造する新たな堆肥化プラントを建設する。
プロジェクトでは、独自バイオスティミュラント「三方結水(R)」で堆肥発酵を増進させる製法を核として、培養された「八百結びの培養水(R)」を家畜飼料に使用。それによって腸内微生物環境を活性化させ、有機資材となる「うんちの良質化」と臭気対策を併せて推進する。それらを活用し、高品質な発酵堆肥「八百結びの堆肥(R)」を製造する、循環型「耕畜連携スパイラル」モデルの検証を目指す。