2022年02月22日 19:47

ブラザー販売は、紙や布、革などを思い通りの形にカットできるカッティングマシン「ScanNCut(スキャンカット)DX」シリーズのエントリーモデルとして、「SDX85」を3月上旬に発売する。
「スキャンカット」は、スキャナーを搭載しており、本体操作のみで手描きのイラストや内蔵されている多数の模様のカットが可能。このたび、最大厚さ3mmまでの素材をカットでき、刃の出量を自動で調整する「スキャンカットDX」シリーズのエントリーモデルとして「SDX85」を発売する。教育現場における季節装飾などの作成用途に加えて、クリエイターによるオリジナルステッカーや布、革などを使った小物やアクセサリーの作成用途にもより気軽に利用できる。
紙やステッカーシートだけでなく、革やフェルトなどもカットできるため、作品作りの幅が広がる。また、素材の厚みに応じて刃の出量を本体が自動で調整するため、手作業での設定は必要ない。また、本体にスキャナーが搭載されており、手描きのイラストや印刷した画像をスキャンして、オリジナルのカットデータを作成できる。カットデータは本体に保存できるためデータ作成からカットまでの作業を本体のみで行うことができる。
無料PCアプリ「CanvasWorkspace(キャンバスワークスペース)」で、300点以上のカットデータを提供しているほか、より細かなカットデータの作成が行える。カットデータは無線LANで本体に転送できるため、カット作業の場所を選ばない。